United States-Vietnam Relations, 1945-1967: Study Prepared by the Department of Defense (The Pentagon Papers)

本コレクションは米国防総省がベトナム戦争を分析した機密文書『合衆国・ベトナム関係 1945-1967年』（全12巻）を収録します。

1971年、文書がダニエル・エルズバーグ（Daniel Ellsberg）によりマスコミに漏洩され、『ニューヨーク・タイムズ』が文書の一部を公表します。ニクソン政権は出版差止め命令を出しますが、最高裁がこれを違憲とする判決を下し、文書は「ペンタゴン・ペーパーズ」と呼ばれるようになりました。『ニューヨーク・タイムズ』が『ペンタゴン・ペーパーズ』（全１巻）を公表した後、マイク・グラヴェル上院議員が全４巻の『ペンタゴン・ペーパーズ』をビーコン・プレスから出します。こうして文書の存在が公になると、下院軍事委員会は国防総省に文書の提出と機密指定の解除を求めました。文書を入手した下院軍事委員会は国民が容易に文書にアクセスできるよう、エドワード・ヒバート（Edward Hébert）委員長名で政府印刷局（GPO）に文書の印刷を命じました。

本コレクションが提供するのはGPOにより印刷された全12巻で、政府印刷局（GPO）版、あるいはヒバート版と呼ばれています。 

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