米国社会党幹部ダーリントン・フープス文書集 1917-1968年
米国社会党幹部ダーリントン・フープス文書集 1917-1968年
Socialist Party of the United States: Personal Papers of Darlington Hoopes, 1917-1968
本コレクションはペンシルベニア州立大学が所蔵するアメリカ社会党の重鎮政治家、ダーリントン・フープス(1896-1989)の文書を収録するものです。主としてアメリカ社会党関係文書、ペンシルベニア社会党関係文書、そして法務官を務めたペンシルベニア州レディング関係の文書で構成されています。ペンシルベニア州下院議員として提出した法案、州議会での演説、大統領・副大統領選挙出馬(1944年、1952年、1956年)の記録、アメリカ社会党全国執行委員会、アメリカ社会党全国大会、青年社会主義連盟の文書から、バークス郡救援委員会やレディング消費者協同組合関係の文書、さらには第二次大戦中にソ連に抑留されたドイツ人捕虜の書簡や写真まで、フープスの生涯の政治活動に関する多彩な文書群が収録されています。日本関係では日本社会党との交流を記録する文書が収録されています。
ダーリントン・フープスはメリーランド州に生まれ、1914年にアメリカ社会党に加入、ペンシルベニア社会党の事務局を経て、1930年から1936年までの間、ペンシルベニア州議会の下院議員を務めました。その間、弁護士資格を持っていたフープスはペンシルベニア州レディングで法務官を務めました。ノーマン・トマス(Norman Thomas)がアメリカ社会党の大統領候補になった1944年の大統領選挙では、副大統領候補に指名され、1952年と1956年の大統領選挙ではアメリカ社会党の大統領候補に指名されます。1946年から1968年までアメリカ社会党の議長の地位にありました。
(マイクロ版タイトル:Socialist Party of the United States: Personal Papers of Darlington Hoopes, 1917-1968)