Brazilian and Portuguese History and Culture: Oliveira Lima Library, Pamphlets
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ブラジルの外交官、歴史家、ジャーナリストであるマノエル・デ・オリベイラ・リマが生涯をかけて蒐集した個人文庫、オリベイラ・リマ文庫は、長きにわたり、ポルトガル、ブラジルの歴史関連の研究資料として最良のコレクションの1つと評価されてきました。オリベイラ・リマ文庫所蔵資料(書籍・パンフレット約6,500点)を収録します。
第1部:パンフレット編
《第2部:書籍編 とあわせてご検討ください》
オリベイラ・リマ文庫所蔵資料のうち、主に1920年代初頭以前のパンフレット(50ページ以下の資料)約2,800冊を収録します。収録資料は、公共の行事の際に配布された演説、チラシ、政府の布告、説教、詩、劇、コンサート・演劇プログラム、追悼演説、新聞・雑誌への投書、新聞・雑誌の切り抜きと多種多彩で、ブラジル史上重要な出来事の当事者による記録を集成した一次情報の宝庫です。取り上げられている内容は、主に1500年から1930年までを対象としていますが、一部の資料はさらに新しい時代のトピックを扱っています。ブラジル関係の主題やブラジル人著者による著作物を数多く収録します。
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ブラジルの初期印刷物。ブラジルに活版印刷が導入された1808年以降、1830年までに刊行されたものは約100点、1850年まで広げると、164点を収録します。
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1820年から1823年にかけてのブラジル独立期に出版された400近いパンフレット(17%がブラジル、83%がポルトガルで発行)。政府の公布、匿名やペンネームで書かれたもの、諷刺も含まれます。
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帝国期の反乱に関係する当時の資料。本文庫でのみ所蔵が確認されている資料も含まれます。
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1913年10月にリオ・デジャネイロのブラジル歴史地理院で行われたセオドア・ルーズベルトの講演を彼自身がポルトガル語に翻訳したもの。
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ルソブラジル以外の主題をとりあげた、数多くの稀少なパンフレット。
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Principios geraes, ou, Verdadeiro methodo para se aprender a lêr, e pronunciar com propriedade a lingua franceza(1811年にバイーアで発行)フランスを支持し、ポルトガルからブラジルに亡命した Diogo Soares da Silva e Bivar の著作物。知られている限り、唯一の彼の著作物の所蔵です。
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ブラジルやポルトガル等で出版されたブラジル人やポルトガル人の作家の著作を、他の言語に翻訳したもの。このうち約50タイトルが、政府省庁や民間団体が作成したパンフレットで、多くが商業の活性化や移民の促進を目的として作成されたものです。1917年に Ruy Barbosa によってサンパウロで発行された反ドイツ講演のイタリア語の翻訳を含む何点かのパンフレットは、公共政策の議論に影響を与えようとしたものです。
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ジャーナリストでフィクション作家の Marie Rattazzi の劇作品。
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