War, Peace, and Democracy in America: Committee to Defend America by Aiding the Allies, 1940-1942
「連合国援助による米国防衛委員会(The Committee to Defend America by Aiding the Allies, CDAAA)」は1940年に結成された団体で、アメリカは連合国に対して可能な限り、物資と金銭の支援を行うべきであると、世論の喚起に努めました。駆逐艦、戦闘機、魚雷艇のイギリスへのリース契約、武器貸与法の議会での可決、連合国への物資輸送を護衛するための護衛艦隊の使用、枢軸国からの攻撃に対して船舶を武装するための1935年中立法の改正等の具体的な目標を掲げ、全国の本部と各州の支部と草の根会員が、これらの目標を実現するために活発な活動を繰り広げました。
本コレクションには、チラシ、パンフレット、諷刺画、ニュースレター、新聞広告、記事の切抜き、ポストカード、プレスリリース、「It Makes Sense」と題する新聞配信用コラム、ラジオ番組のトランスクリプト、演説、請願、声明等のCDAAAの刊行物が収録されています。主題ファイルはCDAAAが協力関係にあった団体だけでなく、敵対関係にあった孤立主義を掲げる団体に関する記録も収録します。
日本軍の真珠湾攻撃によりアメリカが参戦すると、CDAAAは任務が終了したとして、1942年1月に「勝利に向けて市民が団結し戦争に勝ち、平和を勝ち取る民主主義評議会(Council for Democracy to form Citizens for Victory To Win the War, To Win the Peace)」と合併しました。
(マイクロ版タイトル:War, Peace, and Democracy in America, Series 1: Committee to Defend America by Aiding the Allies, 1940-1942)
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