War, Peace, and Democracy in America: Fight for Freedom, Inc. Records, c. 1940-1942
「自由のための闘争」(Fight for Freedom, Inc., FFF)は1941年に結成され、第二次大戦へのアメリカの参戦を説いた代表的な市民団体でした。
連合国援助による米国防衛委員会(CDAAA)の派生団体として結成されたFFFは教育者、労働運動の指導者、作家、演劇人、教会関係者、舞台俳優、映画俳優、新聞人、政治家、一般市民といった多種多彩な人々で構成されていました。
第二次大戦への参戦に関する情報センターとしての役割を担う一方で、孤立主義を説く代表的な団体「アメリカ第一主義委員会(America First Committee)」とその会員(チャールズ・リンドバーグ等)の活動をモニターし続けました。
主題ファイルには、1940年から1941年にかけての孤立主義(反参戦派)と介入主義(参戦派)の論争に関する記録、労働団体の役割、FFF内の女性部や青年部の活動、自由のための大陸会議(Continental Congress for Freedom)、「勝利のV (V for Victory)」キャンペーン等の各種イベントやキャンペーンに関する記録を収録します。
孤立主義と介入主義の論争が日本の真珠湾攻撃により終結すると、1942年初頭にFFFは解散します。本コレクションは、書簡、覚書、主題ファイル、財務記録、州や自治体の支部の資料、会員名簿、寄稿者名簿、プレスリリース、演説、ポスター、広告等を収録します。
(マイクロ版タイトル:War, Peace, and Democracy in America, Series 2: Fight for Freedom, Inc. Records, c. 1940-1942)
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関連分野
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