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Chatham House Online Archive

王立国際問題研究所〈チャタムハウス〉文書・演説集成(Chatham House Online Archive)は、イギリスの王立国際問題研究所、通称〈チャタムハウス〉の1920年創設から2008年までの刊行物、未刊行資料、会議議事録、音声資料等をデジタル化して提供するデータベース・シリーズです。年代別の第1部:1920-1979第2部:1980-2008から構成されます。

世界最高クラスのシンクタンク
1919年、第一次大戦の講和会議がパリで開催された際、将来の戦争回避のために国際問題を研究する英米国際問題研究所を設立するという構想がイギリス代表団とアメリカ代表団から生まれました。その構想は具体化するには至りませんでしたが、翌1920年にイギリス国際問題研究所がロンドンで創設され、1926年、勅許状を授与され王立国際問題研究所となります。その後、20世紀を通して世界各国で国際問題の研究機関が創設されますが、王立国際問題研究所はこれらの研究機関のモデルとして機能してきました。本部の建物名から〈チャタムハウス〉とも呼ばれます。

書籍、調査報告、逐次刊行物等、膨大な出版物
チャタムハウスは政策立案のための前提となる研究活動を活動の中心に据え、研究成果を公表するために精力的に出版活動を行なってきました。本データベースは、初期の年次刊行物や調査報告、重大事案に関連してその時々に発行されてきた書籍・パンフレット、そして『International Affairs』『The World Today』のような逐次刊行物を収録することで、創設以来のチャタムハウスの研究活動の全貌を伝えます。

当時の雰囲気を伝える音声記録付の講演会の記録
研究、出版活動と並び、チャタムハウスが精力的に実施したのが、世界各国の学者、政治家、外交官、官僚、マスコミ関係者、経営者、NGOを招聘した講演会やフォーラムの開催です。本データベースは講演やフォーラムの逐語録を収録するだけでなく、当時の雰囲気を臨場感をもって伝える録音記録(1966年以降)を検索可能な逐語記録とともに収録します。

 

《ウェビナー録画を見る》
王立国際問題研究所〈チャタムハウス〉文書・演説集成 紹介ウェビナー
(約40分、チャプターあり・スライドはこちらから)